sukisuki

育児と仕事してて思ったことをたまに書きます

気づかないうちに心がえぐられていた

転職して1ヶ月経った。
元来、「仕事は行きたくない」という状態が人間の普通だと思っていたのが、仕事行きたい、頑張りたいという気持ちになれる日がくるなんて思ってなかった。
転職してよかったとは1日に100回くらい思っている。でも、仕事に対する心の中のもやもやが取れないと感じることがまだよくある。
最近になってようやく分かったことは、
前職で自分の心が思ったより傷ついていたということだった。もちろん前の職場で頑張ったことや、
勉強になったことは沢山あり、それのおかげで今の会社に雇ってもらえた事実がある

前の仕事は、作っているもののジャンルにすごく興味があり、それに関われるのは大きなやりがいだったが、
上司と、会社自体の考え方が、私が大切にしているものと大きく違い、それを無理して受け入れ続けてきた結果、精神面が自分が気づかないうちに少しずつ少しずつえぐれていたのだと転職して初めて分かった。

転職して気づけたけど、このまま前の会社で働き続けていたら私が精神的に死んでいたのはそんなに遠い未来ではなかったと思う

 

今は特に問題なく健康に働けているけど、このことに整理をつけ、本当に気持ちが回復するのには人生の中で相当な時間がかかるだろうと思う

#転職

プロダクトデザイナー辞める話1

転職することにした

私はプロダクトデザイナーとして企業で働いている、建前上はそうだ

 

新卒でメーカーに入社して、

入社してすぐ、会社で「デザイン」と言われてる仕事がデザインの仕事に感じられなくて

すごく辛かった

 

学校では、プロダクトデザインは使う人ありきと教わる

大学で実習やら研究やら色々する中で使う人に寄り添ったもの作りこそが大切でデザインの肝であると私は確信したけど、

会社でデザインするものは、使う人のことはほぼ完全に無視で、紙状の見た目と机上の想像だけでデザイン的なものを超スピードで大量生産する仕事だったから

 

でも誰しもきっと、会社入ったらギャップに悩むものなのだろういう社会通念の存在を知っていたし、

何より辞めるなんて雇ってもらったばかりで申し訳なくて言えなかったし、

もちろん、辞めたところでどうしようもないと思った

そして公務員の家庭で公務員至上主義の父母の元育った私は無職になるなんてとても考えられなかった

ただ毎日、辛かった

 

そういう中で過ごしていくうち、何年かして、そういう、おかしいと思う気持ちが少しずつ薄れてきた

それは良くないことだ!思ったけど、

はっきり悪いことだとは感じていなかった自分がいた。

それは自分自身を受け入れていることでもあったと思う。

また、つらいけど、そのなかでも小さな楽しさがあることもあった。

 

でもその中で私がデザインしたものたち。

私は会社で自分がデザインしたものが本当に自信が無く、

大学の友達に恥ずかしくて言えなかった。

 

私はデザイナーになれなかった。と思った。

 

デザインの話は私と遠いところにあり、デザインの部署にいるのに、デザインの話をできる人が周りに居なかった。

就活はがんばったけど、

私の能力でいける環境はここが限度だったのだな。才能が無かったんだなあ。と思った。

 

前は一生懸命仕入れてた新しいデザインの情報や知識も、

知れば知るほど今の自分が惨めになっていくから、

だんだん触れなくなってしまった。

 

つづく

養子

子どもはすくすく育って、だんだん可愛くなってきた。生まれた時より少しずつ可愛くなっている。

自分の子どもとはいえ、

意思の疎通がほぼ取れなくて、

こっちがちょっとまちがうとすぐ死ぬ

猿みたいな顔の生命体

を可愛いと思える人は本当にすごいと思う。本気で思う

私はそんな余裕は無かった

生かすだけで精一杯

 

子どもが少し育って2人目を考える時、どうして自分が産んだ子どもを育てることにこだわる必要があるのかと聞かれたら答えられないと思った

 

 

出産は自分の人生経験のなかでは面白くやってよかった体験なことは確信するけど

私は自分の遺伝子のある子を残すことには全くこだわりはない

親のいない養子を育てる方が自分が子育てをする意味があると思った。

でもこれは誰にも言っていない

きっとびっくりするから

アメリカみたいに日本も養子の子がふつうに存在する社会だったら、よかったのに

レコ発ライブとアルバム

新アルバム発売とレコ発ライブがあると知って、アルバム出る前にライブの先行予約し、アルバム買ったけど

そんなに好きなアルバムじゃなかった時は

これは自分がすごく好きなアーティストだからこのアルバムもすごく好きなはずと思いながら

そんなに好きにならないアルバムを聴いている時の、行き場のない気持ち

 

 

デザイナーとしての自分を自分ががんじがらめにしている

私はデザインの仕事をしていて、それは私はデザインに興味があるからだったはずだけど

最近そのデザインをプレッシャーに感じるようになって

デザインを楽しむことはもはや出来なくなっていると思う。

それはとても良くないと思う。

 

デザイナーなのだから、いつも最新のデザイン、トレンドを追ってないとダメなんじゃないかと思っていて

ネットとか雑誌とか一通りチェックするけど、

恥ずかしいことに、私はそういうのに出てくるデザイナーになることは無かったということを気にしているのだな。

 

私は今やってる仕事(サラリーマンのデザイナー)は自分にすごく合ってると思ってはいる。

私が日々デザインしているジャンルのものは世間的にはかなり珍しいものだけど、それが好きだし、

デザインする意味を感じる。

会社でそれなりに評価もされてる。

会社の人間関係も悪くない。

給料も高くはないがデザイナーという職業全体で見れば良い方だし普通に暮らすには充分。

労働時間もデザイン事務所の人に比べたら圧倒的に良い。育休も取れる。

でもなんだか空虚で、私はもっとやれたのかなあと漠然と思ってしまう。

何者かになりたい、まだなれていないと思ってしまう。

日々を楽しむことが出来なくなってる。

普通に楽しいことをしたい。

冬季うつ?

ここ数日で一気に暖かくなったのと同時にやる気が出て、気持ちがだいぶ落ち着いた。

今までの投稿を見ていたら数年前にもほぼ同じ状況の書き残しがあり、

これはもしかして、私は冬季うつなのでは、と思い始めた。

軽く調べたところ、特徴は思い当たる所が多い。

よくなるわけではないが、原因が思い当たるというだけでも少し気は楽になる。

育休明けの仕事

死んだように仕事をしていた。いや、実質していないかもしれない。

本当にやる気が出な過ぎてつらく、「やる気 出ない」とかで検索していた。

検索すると、同じような人はこの世に少しははいるみたい。

 

やる気が出るとか出ないとかの前に、仕事が無いというのがある。

なんでもいいから仕事たくさんください!と言えば、何かを少しはもらえるかもしれないが、

いつ病気になって保育園を休むか分からない時限爆弾のような子どもがいるので、

仕事をむやみに引き受け自爆したらそれこそ迷惑だ。

今後を考えれば細く長く仕事は続けるのがよさそうだから、今は細い時期と思うのがいいのかもしれない。